===== Readme.txt for BooAccessAnalyzer ver1.03 =====
*BooAccessAnalyzerは、Perlで記述されたアクセス解析スク
リプトです。
*このプログラムを使用する前に以下のことをご確認下さい。
1.サーバでCGIを使用できること
2.サーバでPerlを使用できること
*設置方法
1.まず以下のファイルを用意します。( )内はファイル名。
BooAccessAnalyzer (baa.pl)
グラフ用画像 (bar.gif)
2.次に baa.pl の拡張子を plから cgi に変更します。
3.baa.cgiを、エディタで開き、以下の部分を変更してく
ださい。
*先頭行の#! /usr/local/bin/perl の部分を 自分のサ
ーバーでのPerlへのパスに書き換えてください。分か
らない方は、サーバー管理者へお問い合わせください。
*$type = の''内は、この解析CGIの呼び出しタイプ
を記入します。
・SSIで呼び出す場合は ssi
・img タグで呼び出してCGIから画像を出力する場
合は img
・フレームや Refreshなどを利用して直接呼び出し、
CGIからHTMLを出力する場合は html
をそれぞれ指定してください。
呼び出し方法などについては下記の使用方法で説明し
ています。
*$file = の''内は、img タグで呼び出した場合や直接
呼び出した場合など、CGIで何かを出力しなければ
ならない場合に出力するファイルのパスを指定します。
$typeでimgを指定した場合はGIF画像、htmlを指定
した場合はhtmlファイルを指定できます。
*$max = の''内は、 アクセス解析のために保存するロ
グの日数を指定します。1なら1日前まで、2なら2日
前までのログを保存し、その期間分のアクセス解析が
可能となります。 0を指定すると、無期限になります。
*$backup = の''内は、$maxで指定した日数を超過した
ログをバックアップファイルに保存する場合はonを、
指定日数を超過したログは削除する場合は offを指定
します。$maxで 0を指定している場合は日数超過ログ
が発生しないのでバックアップは保存されません。
*log = の''内は、ログファイル(log.dat)への パス
を指定します。
*old = の''内は、ログのバックアップをとる場合に、
バックアップファイル(log.old)へのパスを指定し
ます。
*ehost = の''内は、簡易リモートホスト名を使用す
る場合はonを、通常のリモートホスト名を使用する
場合は offを指定します。
*$url = の''内は、ログをとらないリンク元URL
を''で囲んで指定します。複数指定する場合は、各
URLを ,で区切ってください。
例)
$url = 'http://url_1/,http://url_2/,http://url_3/';
4.メモ帳などのエディタで、ログを格納するファイルを作
ります。何も入ってない(書いてない)ファイルを作り、
ファイル名を log.dat にします。(具体的にはエディタ
を起動した後、何も書かないで「ファイル名をつけて保
存」します)
ログのバックアップをとる設定にした場合は、同様の方
法でlog.oldも作ってください。
5.baa.cgiを、 サーバーにasciiモードで転送します。
(CGIプログラムの設置場所をプロバイダ側で指定し
ている場合がありますので、分からない場合はサーバ
ー管理者にお問い合わせください)
6.log.dat、log.old(バックアップが必要な場合)を、
baa.cgi がある場所にasciiモードで転送します。
bar.gifをbaa.cgiがある場所にバイナリモードで転送
します。
また、$typeでssi以外を指定した場合はCGIが出力
するためのファイルを適宜転送します。
7.baa.cgi があるディレクトリに「lock」という名前の
ディレクトリを作成します。このディレクトリには、
何も入れなくてかまいません。
8.以下のようにパーミッションを設定します。
(パーミッションの設定方法についてはFTPソフトの
操作説明をお読みください)
lock
→ 777
baa.cgi → 755
log.dat → 666
log.old → 666(バックアップが必要な場合)
その他 → 644
パーミッションの設定方法例
| FTP.exeを使用する場合
| 例)ftp>quote site chmod 755 baa.cgi
*アクセス解析CGIの設定方法と利用方法
=設定方法=
まず、ログをとるための設定をしなければいけません。
なんらかの方法でCGIを呼び出すのですが、方法としては
大きく分けて以下の3つの方法があり、このCGIは以下の
3つの方法に対応しています。
1)SSIで呼び出す
2)直接CGIを呼び出す
3)imgタグで呼び出す。
このうち、3はリンク元URLを取得できません。また2の
場合は呼び出し方によってはリンク元を取得できません。
注:このCGIでは imgタグで呼び出すようにした場合は、
リンク元の解析表示はしません。
(1)1の方法は、SSIが使えるサーバでの場合に可能です。
トップページなど、解析対象とするHTMLから、以下のよ
うな形式でCGIを呼び出してください。(実際はご利用の
サーバに併せてパスなど書き換えてください)
この方法で呼び出しますと、CGIは何も出力せずにログを
とって終了します。
これらの場合、$typeはssiを指定します。
(2)2の方法は、細かくいくつかに分けられます。
たとえば、index.cgiというファイルを トップページにでき
るサーバの場合はbaa.cgiをindex.cgiにすることで、まずC
GIにアクセスさせることができます。また、この方法は直
接CGIにアクセスされますので、リンク元を取得できます。
あるいは、index.htmlを全画面のフレームにし、そのフレー
ムの中にbaa.cgiを呼び出すという方法や、index.html から
METAタグのRefreshで瞬時にbaa.cgiにとばす方法もあります。
いずれにしても、CGIは呼び出されるとログをとったあと、
$fileで指定されたHTMLファイルを出力して終了します。
例a)フレームから呼び出す場合のindex.html例
Index
例b)自動的にCGIにとばす場合のindex.html例
Home
注:bodyタグの中を消してしまうと瞬時に飛びますが、自動
で飛べないブラウザの場合アクセスできなくなってしま
います。
この2の方法を使う場合、$typeはhtmlを指定します。
(3)3の方法は、リンク元は取得できませんが、一番簡単な方法
です。
アクセス解析対象とするHTMLの好きな場所に、以下のよ
うな imgタグを書きます。
この方法で呼び出しますとCGIはログをとったあと、$file
で指定されたGIF画像を出力して終了します。
これらの場合、$typeはimgを指定します。
=解析表示=
アクセス解析表示は、baa.cgiに、?view=log をつけてよびだし
ます。
例)
./baa.cgi?view=log
ブラウザで、直接baa.cgiのURLの後ろに?view=logをつけてア
クセスしても構いませんし、ホームページのどこかに上のような
形式のリンクを作っておいてもいいでしょう。
解析表示画面では、
昨日のアクセス、
今日のアクセス、
ログ期間、
過去24時間の時間単位アクセス数、
リンク元URL統計、
ブラウザ統計、
リモートホスト統計、
を見ることができます。
ただし、img タグでCGIを呼び出してログをとっている場合
は、リンク元URL統計は表示されません。これは imgタグで
CGIを呼び出した場合のリンク元URLは imgタグを置いて
いるページになるためです。
設定とご利用については以上です。
注:
$backupをonにした場合や、$maxで指定するログ保存日数を大
きくした場合は、ファイル容量に充分ご注意ください。
(1アクセスあたり平均100バイト強程度を必要とします)
*ご注意
BooAccessAnalyzerはフリーソフトウエアですが、寄付は歓迎
いたします。
送金したくなった場合、下記アドレスまでメールしてください。
送金先をご連絡させていただきます。
利用などに当たっては「CGIご利用上のルール」(下記U
RL参照)に記載されているすべてのルールが適用されます
ので、同意の上ご利用ください。
・CGIご利用上のルール
http://www.booboo.ne.jp/contents/cgi/rule/
当プログラムの使用により生じたトラブルもしくはそれに伴
う損害に対し、制作者は一切責任を負いません。
*著作・制作
BooBooClub
E-mail: booboo@booboo.ne.jp
URL: http://www.booboo.ne.jp/
お問い合わせ詳細
http://www.booboo.ne.jp/contents/calendar/index.html
*お願い
バグレポート、ご感想、お問い合わせなどありましたら、
上記アドレスまでメールをお願いいたします。
*バージョンアップ履歴
・Ver1.00
1,各種不具合の修正
2,内部処理の最適化
・Ver1.01
1,内部処理の一部変更
・Ver1.02
1,内部処理用タイムゾーン設定の追加
・Ver1.03
1,排他処理がエラーになっていた不具合を修正