========== Readme.txt for BooEasyCalendar ver1.36 ========== *BooEasyCalendarは、Perlで記述されたカレンダーです。 *このプログラムを使用する前に以下のことをご確認下さい。  1.サーバーでCGIを使用できること  2.サーバーでPerlを使用できること *利用方法  1.まず、bec.plの拡張子を.cgiに変更します。  2.bec.cgiを、エディタで開き、以下の部分を変更してく    ださい。(変更箇所は先頭行と#set data部分です)      *先頭行の#! /usr/local/bin/perl の部分を 自分のサ     ーバーでのPerlへのパスに書き換えてください。分か     らない方は、サーバー管理者へお問い合わせください。    *$dat = の''内には、祝祭日データhd.datへのパスを     指定します。    *$sdat = の''内には、任意日データshd.datへのパス     を指定します。    *$html = の''内には、カレンダーを挿入するHTML     ファイルへのパスを指定します。    *$size = の''内は、カレンダー内部のフォントサイズ     を指定します。(HTMLのFONTタグのサイズ指定と同等)    *$yb = の''内は on か off を指定します。onを指定す     ると、西暦表示時に西暦が太字で表示されます。offを     指定すると太字ではなく標準の太さのテキストになり     ます。    *$mb = の''内は on か off を指定します。onを指定す     ると、月表示部分が太字で表示されます。offを指定す     ると太字ではなく標準の太さのテキストになります。    *$yclr = の''内は、カレンダーの上部に表示される西     暦表示のテキスト色を指定(#000000〜 #ffffff)しま     す。(西暦を表示する設定にした場合)    *$mclr = の''内は、カレンダーの上部に表示される月     表示のテキスト色を指定(#000000〜 #ffffff)します。    *$dclr = の''内は、カレンダー中の平日のテキスト色     を指定#000000〜 #ffffff)します。    *$eclr = の''内は、カレンダー中の土曜日のテキスト     色を指定(#000000〜 #ffffff)します。    *$hclr = の''内は、カレンダー中の日曜祝祭日のテキ     スト色を指定(#000000〜 #ffffff)します。    *$sclr = の''内は、カレンダー中の任意日のテキスト     色を指定(#000000〜 #ffffff)します。    *$tset = の''内は、カレンダーのTABLEタグオプション     を指定します。    *$mset = の''内は、カレンダーの月表示部分のTDタグ     オプションを指定します。    *$dset = の''内は、カレンダーの平日部分のTDタグオ     プションを指定します。    *$eset = の''内は、カレンダーの土曜日部分のTDタグ     オプションを指定します。    *$hset = の''内は、カレンダーの日曜祝祭日部分のTD     タグオプションを指定します。    *$sset = の''内は、カレンダーの任意日部分のTDタグ     オプションを指定します。    *prny = の''内は、on か off を指定します。onを指定     すると、カレンダー上部の月表示部分の前に西暦が表     示されます。offを指定すると西暦は表示されません。    *prnm = の''内は、on か off を指定します。onを指定     すると、カレンダー上部の月表示部分に月が表示され     ます。offを指定すると月は表示されません。    *$yert = の''内は、カレンダー上部の西暦表示部分で、     西暦のうしろに表示する文字を指定します。    *$mont = の''内は、カレンダー上部の月表示部分で、     月数のうしろに表示する文字を指定します。    *$week = の''内は、カレンダー上部に表示される曜日     文字を半角カンマ区切りで指定します。この指定を空     にすると曜日は表示されなくなります。    *$tts = の''内は、bを指定するか空欄にします。     bを指定した場合、今日の日付が太字で表示されます。     空欄の場合は今日の日付に関する特別な処理は行いま     せん。  3.メモ帳などのエディタで、任意日データの入るファイル    を作ります。任意の日をxxxx/yy/zzという形式で1行に    つき1日を指定します。    ここで指定した日付は、カレンダー内に任意日の色で表    示されますので、臨時休業やその他特別な日を表すもの    としてご利用いただけます。    入力しましたら、ファイル名「shd.dat」で 保存    してください。    【shd.datの拡張設定】    shd.dat内で、xxxx/yy/zz という書式で任意の日を指定    すると、カレンダー表示上は、その日付の文字色が$sclr    で設定されたものになり、その日の日付枠は $ssetで設    定されたものが日付枠のタグのオプションとして指    定されることになります。    拡張設定として、任意の日の文字色と日付枠背景色を変    更する方法を説明します。    ・文字色を変えたい場合、下のようにします。     xxxx/yy/zz,#ff0000     日付と、色を表す16進数文字列を半角カンマで区切って     指定するだけです。    ・文字色と背景色の両方を変えたい場合、下のようにし     ます。     xxxx/yy/zz,#ff0000,#ffeeee     文字色だけを変えたい場合の書式と同じ要領で、さらに     後ろに背景色を示す16進数文字列を挿入するだけです。     区切り文字は常に半角カンマです。    ・背景色だけを変えたい場合、下のようにします。     xxxx/yy/zz,,#ffeeee     これは上の応用で、文字色の指定部分を削除した形です。     このように、日付の後ろに半角カンマで区切って文字色、     背景色を指定することができます。     これにより、任意の日付だけを、好きな文字色や背景色     にすることができ、特別な日を表す場合に表すことがで     きるパターンやの表現の幅が広がります。     なお、文字色だけを指定した場合のその日付の背景色は     $ssetで指定したオプションが使われます。     背景色だけを指定した場合の文字色は $sclrでの指定が     使われます。  4.次に、祝祭日データをファイル名「hd.dat」で用意しま    す。こちらは、毎年の祝祭日を指定するものなので、年    部分は書かず、yy/zz という形式で1行につき1日を指    定します。    また、a 月の第 b 週目の c 曜日という指定が可能です。    その場合は、a/b/cという形式で指定します。    その際、曜日は、日曜日〜土曜日の順で、0〜6の数字で    表します。たとえば、10月第2週目の月曜日という場合    は、10/2/1となります。    なお、春分の日は3/VED 、秋分の日は9/AED と記述する    ことで自動的に日が算出されます。    祝祭日データは、振替休日が発生した場合など、一部の    ケースに対応しておりません。また、法律などによって    祝祭日は変更されることがありますので、必要に応じて    変更をおこなってください。  5.カレンダーを設置したいページに以下のようなタグを挿    入します。(この部分にカレンダーが表示されます)        この場合はこの部分に今月のカレンダーが表示されるこ    とになります。    来月のカレンダーの場合は    2ヶ月後のカレンダーは    先月のカレンダーは    というように、becの後ろに + か - をつけて 数値を記    述しておくことで、その数値分だけ前か後の月を表示し    ます。    この機能を利用することで、1つの月に今月と来月のカ    レンダーを入れたり、先月、今月、来月を異なるページ    に表示させたりといったことが容易に実現できます。  6.X月後やX月前を表示するためのリンクを設置すること    ができます。    カレンダーを表示したいHTMLの好きな場所に、下の    ようなリンクを挿入します。(他のHTMLからでも動    作します)    例:    次の月    bec.cgiのパスに続けて、?m=〜という形で指定します。    上の例では+1なので、リンク先では1ヶ月後のカレンダ    ーが表示されます。1ヶ月前を指定したい場合は、m=の    後ろで-1を指定します。数値は何でも構いませんので、    任意の月に飛ぶリンクができます。    ページに複数のカレンダーがある場合、全てのカレンダ    ーが、ここで指定した月数だけずれて表示されます。    この機能を使うことで、画面上は1つだけカレンダーを    表示しておいても、アクセス者は前や後ろの月を見るこ    とができます。またカレンダーページには3ヶ月分表示    しておいて2ヶ月ずつ前や後ろに移動するリンクなども    用意することができます。    さらに、この機能は単純なリンクで実現されていますの    で、リンクを上のようなテキストではなく画像などにす    ることもできます。  7.bec.cgi、hd.dat、shd.dat、カレンダーを表示するHT    MLを、 サーバーにasciiモードで転送します。    (CGIプログラムの設置場所をプロバイダ側で指定し    ている場合がありますので、分からない場合はサーバ    ー管理者にお問い合わせください)  8.以下のようにパーミッションを設定します。   (パーミッションの設定方法についてはFTPソフトの     操作説明をお読みください)     bec.cgi   → 755    パーミッションの設定方法例    | FTP.exeを使用する場合    | 例)ftp>quote site chmod 755 bec.cgi  9.カレンダーページの表示は、bec.cgi にアクセスしま    す。直接カレンダーページのHTMLを呼び出しても    カレンダーは表示されませんのでご注意ください。 *設定のヒント CGIの $size以降の設定部分は大きく分けて以下の6つに 分けることができます。 *$size でのフォントサイズ設定 *$yb 〜 $mb と $yclr 〜 $sclr での文字装飾設定 *$tset でのカレンダー部分のTABLE設定 *$mset 〜 $sset でのカレンダー各TD設定 *$prny と $yert 〜 $mont でのカレンダー年月表示設定 *$week でのカレンダー曜日表示設定 これらの設定を変えることで、さまざまなデザインのカレン ダーを作れます。 たとえば$tsetで border=0を追加してカレンダー枠をなくし たり、cellpadding=の数値を変えてカレンダーの大きさを変 えたり、また日付の背景色や文字色も曜日毎に指定できるの で土曜日を平日と同じ色にしたり青に変えたりといったこと も簡単にできます。 その他にも、いろいろな設定や組み合わせが考えられますの で、お好みに合ったデザインをいろいろ試してみてください。 カスタマイズも承っております。 *ご注意  BooEasyCalendar はフリーソフトウエアですが、寄付は歓迎  いたします。  送金したくなった場合、下記アドレスまでメールしてくださ  い。送金先をご連絡させていただきます。  利用などに当たっては「CGIご利用上のルール」(下記U  RL参照)に記載されているすべてのルールが適用されます  ので、同意の上ご利用ください。  ・CGIご利用上のルール  http://www.booboo.ne.jp/contents/cgi/rule/  当プログラムの使用により生じたトラブルもしくはそれに伴  う損害に対し、制作者は一切責任を負いません。 *著作・制作  BooBooClub  E-mail: booboo@booboo.ne.jp  URL: http://www.booboo.ne.jp/  お問い合わせ詳細  http://www.booboo.ne.jp/contents/calendar/index.html *お願い  バグレポート、ご感想、お問い合わせなどありましたら、  上記アドレスまでメールをお願いいたします。 *バージョンアップ履歴 ・Ver1.0  1,CGIがHTMLを読む形に変更  2,TABLEオプション設定追加  3,日付色設定追加 ・Ver1.01  1,何月何週目何曜日形式の祝祭日に対応 ・Ver1.10  1,表示処理を全面変更  2,shd.dat利用時の表示バグを修正  3,設定によってFONTタグが重複することがあるバグを修正  4,平日、土曜日の文字色設定追加  5,月の文字色設定追加  6,TDオプション設定追加  7,月表示部分の挿入文字設定追加  8,曜日文字の設定追加 ・Ver1.11  1,内部処理を一部修正 ・Ver1.12  1,春分秋分の取得処理追加 ・Ver1.13  1,休日表記形式により日表示が乱れる不具合を修正 ・Ver1.14  1,フォントサイズ設定機能追加 ・Ver1.15  1,内部処理を一部最適化 ・Ver1.16  1,カレンダー表示HTMLを一部修正  2,任意の月のカレンダー表示に対応  3,挿入対象HTMLの解析機能を強化  4,カレンダーの表示設定機能を強化  5,処理を一部最適化 ・Ver1.17  1,翌月以降の年を越す場合の月表示不具合を修正 ・Ver1.18  1,越年処理に残っていた一部不具合を修正 ・Ver1.19  1,任意月数分の前後移動用リンク設定機能を追加 ・Ver1.20  1,西暦表示機能を追加  2,年月テキストの文字色設定機能を追加  3,年月テキストの太字設定機能を追加 ・Ver1.21  1,前年以前の表示処理上の不具合を修正 ・Ver1.22  1,Back機能使用時の年処理上の不具合を修正 ・Ver1.23  1,任意の日の文字色/背景色の設定機能を追加  2,一部タグ上の不具合を修正 ・Ver1.24  1,一部タグ上の不具合を修正 ・Ver1.25  1,今日の日付のテキスト色の設定機能を追加 ・Ver1.26  1,今日の日付に関する設定機能を太字表示のみに変更   (休日などと重なった場合に分かりにくくなるため) ・Ver1.27  1,タグでXヶ月前or後を指定した場合で年をまたいだ    時に年表示がおかしくなる不具合を修正 ・Ver1.28  1,カレンダー複数表示時に任意日付色設定が正しく反    映されないことがある不具合を修正 ・Ver1.29  1,特定のケースで任意日付背景色設定が正しく反映さ    れないことがある不具合を修正 ・Ver1.30  1,休日設定の特定のケースでカレンダー日付表示がお    かしくなることがある不具合を修正。 ・Ver1.31  1,内部処理用タイムゾーン設定の追加 ・Ver1.32  1,出力HTMLを調整  2,内部処理を一部変更 ・Ver1.33  1,月の表示非表示設定を追加 ・Ver1.34  1,空カラムの表示処理を変更 ・Ver1.35  1,カレンダーの枠デザインを変更  2,カレンダーの年・月・日・曜日を中央寄せに変更 ・Ver1.36  1,前月・次月の最大閲覧範囲を前後24ヶ月に制限